熟睡 Deep Sleep
/ TOTAL TIME 48'00"

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波の音とスローテンポのインストルメンタル・ミュージックが、入眠を楽にしてくれます。

大自然がくれたやさしい「子守歌」

監修/解説:富田 隆(駒沢女子大学教授 心理学者)

このCDは、大自然の持っているヒーリングパワーと現代の精神科学が力を合わせて生み出した一種の「子守歌」です。母親の歌う「子守歌」が幼子を眠りに導く何よりの良薬であることは、あらゆる時代と文化を越えて知られていました。しかし、どういう仕組みでそれが可能なのかということに関して科学的研究が進んだのは、ごく最近になってからです。

たとえば、ゆったりとしたリズムは子守歌の必須要素ですが、こうしたリズムは私たちの心拍数と対応して、精神をリラックスさせ、脳波の中のα波とよばれる成分を増加させ、眠りに誘うということがわかりました。たとえば、1分間に60拍、あるいは、その倍数で120拍といったリズムにはこうした効果があります。なぜなら私たちの精神が安定してリラックスしている時の心臓の鼓動もまた60前後だからです。

ですから逆に、1分間に80といった速いリズムは私たちの心を興奮させ活性化シます。スポーツの応援などで夢中になっている時の太鼓のリズムなどは、だいたいこれくらいの速さです。もちろん、このCDに収録されている曲のリズムは、60前後、あるいはそれ以下に設定され、聴く人の心をゆったりとリラックスさせます。

また、音楽を構成する楽器の音色が「美しい自然音」であることも重要な要素です。眠りを誘導するためには、いわゆる「やさしい音」でなければいけません。刺激的な音の要素や不協和音が入っていると、一瞬の内に私たちの精神は緊張し覚醒してしまいます。このCDでは、こうした刺激的な音を排除し、やさしいアコースティックな音で音楽を作りました。

さらに音楽の背景には、あたかもオーケストラの通奏低音のように、世界各地の波の音が加えられています。波の音には自然な「1/fゆらぎ」が含まれており、これが脳波のα波成分を増加させ、入眠時に近い精神状態を作り出します。それだけでなく、ほとんど意識できないくらいゆっくりと変化する波の音は聞き手に安心感を与え、母の胸にだかれているような安らぎを生み出すのです。

ストレスに満ちた現代社会をさらにパワフルに乗り切るためにも、そして若さと美しさを保つためにも、深く安らかな「熟睡」は、欠かすことができません。あなたも、このCDを活用して、生命力豊かな、明るく楽しい毎日をお過ごしください。