サブリミナル・プログラミング法は、従来のリラクゼーション音楽とはかなり作用が異なります。これは、音楽の中に挿入されたナレーションが、人間の潜在意識に働きかけ、その人の望んでいる状態を、脳へ効果的にインプットしていくからです。
私のクライアントには不眠に悩む方が多く、カウンセリング相談と共に、このサブリミナル音楽を治療に用い、高い効果を上げています。この「神経疲労解消」音楽は、手と足の緊張がとれ、肩こりが楽になります。「バイタリティー増強」音楽は、長時間の仕事が続いた時に活力がわいて来ます。「ほんとですか」と疑いを持たれる方が、ほとんどかと思いますが、実際40〜50分間、身も心もこの音楽にまかせるつもりで、日常の生活を送りながら、バック・グラウンド・ミュージックとして、この音楽からの刺激を受けてみることをお推めします。
サブリミナル効果とはどうゆうものか?
サブリミナル効果とは、サブリミナル・プログラミング法[電通発行の広告用語辞典より:認知閾下の強さ(早い速度、小さい音)で露出する方法]を用い、潜在意識を活性化することをいいます。
フロイトが、人間の心は2層(潜在意識と顕在意識)からなることを明らかにして以来、心理学者の研究は進められ、潜在意識は、幼少時、思春期、そして現代に至るまでの思い、性質、性格、能力などの気質となる部分。一方の顕在意識は、物事を選択・決定し、欲望を形成・創造する本質的な部分。双方の働きにより人は、その人らしい行動を司っているいわれています。またユングは、潜在意識について、「人が、これが自分自身だと思っている意識の部分は海面上に突き出た氷山の一部分に過ぎず、実はその何十倍もの潜在している意識が、海面下に存在している。」と、潜在意識がいかに大きく、計り知れないものであるかを、述べています。
その潜在意識を、アメリカでは心理学の研究により、否定的なものから肯定的なものに変える各種の治療方法が開発されて来ました。その中の一つの方法として、サブリミナル法があります。1969年、月面「静の海」に着陸したアポロ11号宇宙船飛行士の精神強化訓練に、サブリミナルを用い成功を修めた事により、多方面での開発が始められました。その後、オリンピックのスポーツ選手の精神強化・集中力強化訓練、大学生の進級率向上、リューマチ、頭痛、癌等の慢性痛軽減化などにも効果を上げています。また最近アメリカ、カナダでは、サブリミナル制作会社が2000社に達し、その市場規模は5000万ドルとも見積もられ今や一大産業となっています。また書籍出版で、W・ブライアン・キイが、広告にも人の意識をひきつける手段として用いられている事を暴いたことにより、世界中の反響を呼びました。
サブリミナル効果の実験でだいぶ古い話ですが、1957年にアメリカのニュージャージー州のドライブイン・シアターで、当時人気の有った「ピクニック」という映画の上映中に、「コーラを飲め」、「ポップコーンを食べろ」といった文字や音声を微かに流したところ売店でのコーラの売り上げが18.1%、ポップコーンの売り上げは57.7%も増加したという話しは有名である。 |